前回、『2018年のサマーチューン10選』という記事をUPしたのが、8月4日。
あれからも続々と夏曲がYouTubeに公開されました。
なので、【日本語ラップ】極上サマーチューンの第2弾です。
さらに10曲集めました。
この夏のうちに聴いておいて欲しい曲ばかりです。
狂ったように暑かった夏を、HIPHOPでふり返って下さい。
まだ夏を終わらせませんよ。
[toc]
- 1 【U_Know (Olive Oil x Miles Word) /Sunny】
- 2 【DJ CHARI & DJ TATSUKI/Dance On MeDance On Me (feat. Young Dalu, OSAMI, Night Flow Mike & Hideyoshi) 】
- 3 【NASUKA& microM/Traveler prod. TAIKI】
- 4 【HOLLY/MORE FREELY prod.BERABOW 】
- 5 【Cosmo Lassen /South Island】
- 6 【Shurkn Pap × KNOTT /The WEEKEND】
- 7 【KIKUMARU/Meant 2 Be feat. 唾奇】
- 8 【Kick a Show/Buchiaga Lit Feat. Caryn10 & reverv kueen】
- 9 【SHUNSUKE TAKAI/Go with the flow】
- 10 【DJ KENZI & DJ $ORA / キニシナイ feat.Zasso Jelly,OGA & MARU-AI】
- 11 さらに聴きたい人へ
【U_Know (Olive Oil x Miles Word) /Sunny】
〓 インスピレーションそのままに 〓
以前に『Olive Oil x Miles Word』名義でアルバムも出し、相性の良さを見せるOlive Oil @OLIVEOIL1978とMiles Word。
ドラマーの汗がとび散りそうなほど躍動するビート。
ビートから受けたヒラメキを、ヒラメキのまま継ぎ合わせたようなリリック。
断片的な言葉が曲の勢いを加速させる。
もしかしたら曲の良さを出すため、
とにかく早く歌詞を仕上げて!
なんてMiles Wordにハッパをかけたのでは?
「無茶ぶりのパイセン」はOlive Oilのこと?
なんて勘ぐってしまう。
【DJ CHARI & DJ TATSUKI/Dance On MeDance On Me (feat. Young Dalu, OSAMI, Night Flow Mike & Hideyoshi) 】
〓 クールでなんかいられない 〓
DJ CHARI & DJ TATSUKI が東京の若手クルーNormcoreBoyzの面々とHideyoshiを迎えた曲。
夏っぽい曲なのに冷気が見えるほど冷たい質感。
クールさを装いつつ、君とのベットでのダンスでトロけるぐらい熱くなる。
そんな温度差が気持ちいい。
「君のせいで酔ったみたい」
という逃げ道を用意したリリックがシャイで可愛い。
【NASUKA& microM/Traveler prod. TAIKI】
〓 そうだ 旅に出よう! 〓
山梨のシンガーNASUKA @nasuka23ragga と音楽プロデューサー
microM@microMEAT 。
太いキックとベースが鼓動の高鳴りを伝える。
旅する時はいつもこんな感じ。
力強いシンセが異国へ誘う。
R&B/ラップ系の澄んだ歌声が、普段使わない感覚を目覚めさせてくれる。
この旅気分どうしよう?
【HOLLY/MORE FREELY prod.BERABOW 】
〓 ひたむきに 前向き 〓
仙台の若手ラッパーHOLLY@HOLLY_SENDAI 。
ポストEDMな4つ打ちトラックに前向きな言葉が乗ると、
「どこまでも 空高く」と気流に乗って上昇する。
ZOZOタウンの社長のように、ポジティブは照れずにやり切るのが気持ちいい。
「この曲 超イケすぎてすいません」
勝ち逃げ!
【Cosmo Lassen /South Island】
〓 波が最高のBGM 〓
唾奇やMAVELも所属する沖縄のクルー604からCosmo Lassen@cosmoacidの新曲。
AOR〜JAZZ系のゆったりとしたトラック。
地球のリズムに呼吸を合わせるように優しく漂い歌う。
矛盾しているが、音楽を消して自然の音に耳を傾けたくなる。
それほどこの曲は心地いい。
【Shurkn Pap × KNOTT /The WEEKEND】
〓 ホームパーティーの雰囲気で 〓
ロッキンな楽曲『Road Trip』をバイラルヒットさせた姫路のラッパー Shurkn Pap @shurknpap。
男女のトラックメーカーユニットKNOTT@Da_I_otomakas と手を組んだ今作は、前作とは異なりゆったりとした曲調。
FUNK〜ウェストコースト系のトラックは、気心の知れた仲間とのパーティーチューン。リラックスしたRAPから余白が生まれ、ライブでは観客との掛けあいで盛り上がれる曲となっている。
【KIKUMARU/Meant 2 Be feat. 唾奇】
〓 現金ではなく現ナマ 〓
KandyTownに所属するKIKUMARU@kikumaru0711が、唾奇@tubaki_0804 を迎えた曲。
ストリングスを多用したエレガントなトラック。
KIKUMARUは、丁寧に韻を踏むスタイリッシュなラップ。
対する唾奇は、お札の手垢が見えそうなほど生々しいラップ。
曲に寄りそうもよし、曲と真逆のアプローチもよし。
続けて聴くことで、2人のスタイルの違いが鮮明になって面白い。
【Kick a Show/Buchiaga Lit Feat. Caryn10 & reverv kueen】
〓 明かるさは太陽に負けてない 〓
DJユニットY2FUNXで活動するKick a Show(キッカショウ)。
ソロでの1st.アルバムから底抜けに明るいパーティーチューン。
YENTOWNに所属するMARZYとLISACHRISが変名でラップを披露。
ぶっ飛んだ歌詞かと思いきや、
「平成も終わり 天◯生前退位」
と意表をつく内容に驚かされる。平成から次の年号へ。
時代が変わる!
なんて考えたら急に視野が広がる。
楽しいだけかと思った「週末はParty♪」が特別な意味を持ち始める。
それだけで、この曲は勝ち!
みんなで踊れそうなダンスにも注目。
⬇︎この曲は、『6月のおすすめMV10選』でも紹介しています。
【SHUNSUKE TAKAI/Go with the flow】
〓「リスクに見えるチャンスをつかめ」〓
透明感あるハイトーンボイスが特徴のダンサー/シンガー SHUNSUKE TAKAI 。
描くのは色鉛筆で描いたような淡い心象風景。
中域を極端に削ぎ落とし、軽さを演出している。
「好きなことでしか稼がない」
とブレない軸を持ちつつ
「流れに身をまかせTake Higher」と歌う。
変革の時代には、これぐらいの心持ちの方が変化に対応できるのかもしれない。
キッズダンサー達がのびのび踊っているのを見るとそんな気がしてくる。
この度大人のためのダンススクールを新規開校! 趣味でやってみたいと思っている方や、本格的にプロを目指したいという方まで対…
【DJ KENZI & DJ $ORA / キニシナイ feat.Zasso Jelly,OGA & MARU-AI】
〓 爽快感100% 〓
生きてりゃ面倒なことばかり。
細かいこと言われても暑さで頭が働かない。
言えるものならこう言いたい。
「キニシナイ」
たまったモヤモヤを3人のラッパーがフローで洗い流してくれる。
何も気にせず乾杯!したくなる。
そんなスッキリする曲。
さらに聴きたい人へ
上記の10曲以外に、紹介しきれなかったおすすめサマーチューン32曲のプレイリストを作りました。連続再生しながら好きな曲と出会って下さい。
今後も日本語ラップのプレイリストを作るので、気に入った方はチャンネル登録をお願いします。
続々といい曲がそろってます!