シンガー顔負けの歌を聴かせる男性ラッパー10選(各レビューつき)

最近のHIPHOPは、ラップができるのは当然として、歌にも力を入れたアーティストが増えています。

例えば、先日亡くなったしまった Mac Miller や、フジロック’18に出演した Post Malone など、フローで聴かせる曲がUSチャートの上位を占めています。アジアの先端をいく韓国でも同様の傾向です。

当然日本でも、世界と歩調を合わせるように歌に力を入れる、もしくは歌が光るアーティストが増えてきています。

今回は、シンガー顔負けの歌を聴かせるラッパー10人を紹介します。なぜかイケメンが多いから不思議なんですよね。

ラップもできて、歌もうたえて、イケメン。それって最強なのでは!?
あなたの目と耳で確かめて下さい!

 


 

 


【3House/Purple Rain 】

(Prod. by Syndrome)

 

〓 雨降りの日には傘とこの曲忘れずに 〓

プリンスの世界的ヒット曲に臆せず同じ曲名にした意欲作。
沖縄の若手クルー・SouthCat に所属する 3House 。

雨をテーマにした曲調は憂いを含む。
歌声はみずみずしく、デビュー作とは思えないほどスタイリッシュな仕上がりに。窓を開けて雨音をミックスさせると、さらに気持ちよさが増していく。

彼だけでなくクルー・SouthCatから目が離せない。

 

⬇︎情報が少ない3Houseの貴重なインタビュー。所属クルー・SouthCatの全貌も明らかに。


⬇︎声質の異なるRYOHU(KANDYTOWN)を客演に迎えた同曲のリミックス。

 


【Billy Laurent/Blue Moon feat. CHICO CARLITO 】

(Prod. by ELIONE)


〓 君は気づかないLADY 〓

Billy Laurent の素直な歌声を生かした曲。
多くの人が行き交う都会の夜ゆえに感じる孤独感を歌う。

2バース目はCHICO CARLITOがR&Bシンガー顔負けの歌を披露。
クレジットを見ないとCHICOだと気づかないほど叙情豊かに歌い上げる。

そんな2人の良さを引き出したプロデューサーELIONEの手腕が冴える!

 

 

⬇︎「Blue Moon」が収録されたEP。さらにディープにBilly Laurentの歌が聴ける曲。

 


【DJ RYOW/DANCE WITH ME feat. SOCKS, VILLSHANA】

(Prod. by DJ RYOW/Beats by Space Dust Club)


〓 とっても×6 がパンチライン 〓

韓流スターを思わせる端正な顔立ち。
それに見合ったクールな歌声で、ライブ映えがハンパないVILLSHANA
過去の自分をカレンダーと重ね可憐に歌い上げる。

そしてアシストするのがSOCKSのラップ。
女性タレント名が出てきて中年世代は思わずニヤリ。たっぷりと間をとった言葉の置き方がインパクトを残す。

SOCKSが関心を引きつけてVILLSHANAにスルーパスを通すように、ラップがメロディーを引き立たせている。

VILLSHANAの歌声をもっと聴きたくなるし、SOCKSのラップももっと聴きたくなる。

 

 

⬇︎3人のこの曲に対するコメントが掲載された記事。


⬇︎2018年に発売されたVILLSHANAのEP。

 


【RAFUU/MY FAULT feat. MEDZ】

(Prod. by MEDZ)

 

〓 4分半のドラマチック 〓

LEF-T(シンガー)とTEK(DJ)からなる北海道を拠点に活動するユニット RAFUU 
プロデュースはジャマイカを拠点に活動するMEDZを迎えた曲。

“友達以上 恋人未満”
なんて言葉があるように、時に割り切れない異性との関係を歌った曲。

「(2人は)どこへ行くの?」
と不安と期待が半分半分。
恋愛相談を受けてる気分になる。

相性は大事!でも違和感がある時点で…なんて考えてしまう。
あなたの答えはどっち?

 

 

⬇︎「MY FAULT」が収録された2018年発売のアルバム。

 


【Anatomia & 釈迦坊主/Flower】

(Prod. by Shaka Bose)


〓 宇宙をかけるスペースシャトル 〓

高校生ラップ選手権に出場し、的確に韻を踏みつつも上品さがあったAnatomia が美声を披露。

現実から意識を飛ばしてくれるのがこの曲。
Trapのような内面世界に潜るのもいいけど、宇宙を旅するのも悪くない。

スペーシーなサウンドに澄んだ2人の歌声が、星空に響きわたる。
あの星(娘)から見たら、あなたはどんな風に見えてる?

 


⬇︎この曲では2人の美声そのままに、ハードな曲調とスピーディーなラップが楽しめる。

 


【KAIKI/HI LO】

 

ほんの少しでも近づけた1秒先に愛を 〓

宮崎から単身上京し、東大阪を中心に活動するクルー・HIGH VISION STREETに所属するKAIKI

イントロのピアノとバイオリンを弾くアンサンブルに心が奪われる曲。
KAIKIの歌声もなめからで美しいが、それだけで終わらない。

いまが理想とは程遠いからこそ、もがく気持ちが強い歌になる。
「胸の中に秘めてあふれ出し」書かれたリリックが刺さる。

 

⬇︎7月のおすすめMV 10選でも紹介しています。

 


【macomarets & RICKNOVA/Cyan】

(Prod. by Ryo Takahashi)

 

〓 空は青いけど 青だけじゃない 〓

ラップが上手いだけでなく、温かみのある歌声で気持ちよく歌う RICKNOVA
フワッとしたシンセ音に運ばれて、つい空を見上げてしまう一曲。
語感のいい、ささやく maco marets のRAPは夢心地にさせてくれる。
芝生に寝ころんで聴きたくなる。
頭を空っぽにできたら、それはすごく至極の時。

 

 

⬇︎エレクトリック色を強め、幻想的になったillmoreによる同曲のリミックス。

 


【Taeyoung Boy/Crave】

(Prod. by takevnap)

 

〓 やっとなった一人 〓

甘いマスクからファッション業界からも注目を浴びるTaeyoung Boy
この曲は、声の魅力が存分に生かされている。

木漏れ日のように、まばゆくも優しいトーンの歌声。
ファルセットが繊細に響く。
途中でラップをさらりとスピーディーにするところもクール。
力強いシンセが芯の強さを感じさせる。

本当に優しいってこういう事。

 

 

⬇︎上記で紹介したクルー・SouthCat所属のYo-Seaとの共作。二人の美声が聴ける。

 


【No name’s/Sorry】

(Prod. by ACKO)

 

〓 神戸のHIPHOPも熱い‼️  〓

reviLazyy からなる注目のユニットNo name’s

とにかく2人が歌うと洒落た雰囲気になり、神戸の街並みにマッチする。
歌うようなフローが非常になめらか。
RAPはできて当たり前!
と言わんばかりに軽々とビートを乗りこなしているのがいい。

メロディーも聴きやすく、新世代のHIPHOP/POPSを感じさせる。

 

 

⬇︎2018年発売のEP。聴き心地のいいポップなアプローチ。

 


【ISSEY/Hello, Goodbye, I Love You】

 

〓 君のこと頭では見えているつもり 〓

アーティスト名を“HELLOWORLD”から改めたISSEY
ISSEY名義の最初の曲がこれ。

最近、ラップをしつつも歌の比率が増えており、この曲でもアダルトな歌声を聴かせてくれる。
AORを彷彿とさせる力が抜けた歌い方。
君への気持ちが自然体で表現され、恋が成熟した愛へ変わったことを物語る。

と思いきやラップパートでは、
「ただいま傷心中と顔に書いて そうすれば自由」
と不穏な雰囲気に変わる。

なんとも余韻を残す作品に仕上がっている。

 


⬇︎愛しあう2人の逃避行を描いた作品。Moment Joonの歌声にしびれる。

 


さらに…

歌を聴かせるラッパーで忘れてならないのは、YOUNG FREEZ です。
新曲「PICK YOU UP feat. SALU」が、YouTube公開初日で14000回以上再生され、Apple Musicの「今週のNEW ARTIST」に選ばれるなど注目を集めています。

 

 

10月10日(水)に2nd.アルバム「YOU.」を発売。それに合わせて当ブログでも特集記事をアップします。
そちらも楽しみにして下さい!

それではまた✋🏽

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