「トンズラ」「ポン引き」
「ちちくり合い」
「なんぼのもんじゃ 醜いもんじゃ」
子供の耳を塞ぎたくなるような
でも耳に引っかかるドぎつくてクセのある大阪弁。
嘘のつきようのないズルむけの言葉たちが、ソウル・レゲエ・河内音頭・昭和歌謡などをごちゃ混ぜにしたトラックに乗ると実に痛快なのだ。
ガキ大将がそのまま大人になったような無邪気さが、腰をくねらせ踊らずにはいられなくなる。
アツアツの鉄板のお好み焼きに、ドロッとソースをかけてジュワーと焼けて、ドサっとのせたカツオ節がゆらめくように。
大阪のクルー BNKR街道(通称:ボンクラ)が、結成から10年目で1stアルバムをリリースした。
|BNKR街道 / ぼんくら街道 [CD] |
▶︎TRACK LIST
1. INTRO
2. ぼんくら音頭
3. ナイナイshit
4. すまんな
5. shall wee high
6. THE Munchies
7. 口喧嘩
8. カムイ
9. skit
10. 兎我野ブルース
11. experience~狂ノススメ~
12. わからんし
13. W.T.F
14. 煙卓
15. stoned alone
16. ENTER the BNKR
17. ボンクラ哀歌
韻踏合組合・HIDADDYのお店、一二三屋。大阪市中央区西心斎橋1-8-16中西ビル4階…
大阪のHIPHOPパーティーでは毎週のようにクレジットされ、シーンに欠かせない存在になっている。
ただアルバムが出た後もBNKR街道の全貌がよく分からない。そこで、彼ら活動拠点である心斎橋アメリカ村(通称:アメ村)にある事務所兼スタジオ兼たまり場でインタビューを敢行。中心人物であるJUNKYさん、大和梵人さんに話を伺った。
これを読めば、自分に嘘はつきたくないという音楽への純粋さを感じてもらえるはずだ。そして、こんな緩い繋がりなのによくクルーとして成立していると驚くだろう。同時に、この緩さゆえクルーが続いていることも理解できるはず。
大阪人なら「嘘やん!」と何度もツッコミを入れて欲しい。
ほんまどうしようもない愛され力。
これがBNKR街道の魅力だから。
上辺上手に格好付けて 上手く行った所で キマらないし上がらない 紛い物にゃ変わりない 混ざりモンは聞きたないし 俺は単に騒ぎたい 「ぼんくら音頭」より抜粋 |
|BNKR街道 × HARDWORKERS / SHALL WE HIGH -remix-|
(アルバム『ぼんくら街道』 5曲目に収録)
※ Live後の打ち上げの勢いで撮られたというMV。撮影時間はわずか15分、テンションの高さが伝わってくる。インタビューもこの場所で行われた。
|BNKR街道インタビュー|
BNKR街道の中心メンバーである2人。左からJUNKYさん、大和梵人さん。
── まずBNKR街道のメンバー構成を教えて下さい。色々調べたんですけど実体がつかめなくて
JUNKY メンバーは徐々に拡張しているような感じで、どこまでをボンクラと言っていいか。
大和梵人 僕らも誰も把握しきっていない。
JUNKY 大きなくくりで言ったら“BNKR街道”なんですけど、メインで言ったら“ボンクラ”。それで分けてる感じですかね。
大和梵人 IKNって言う生野のクルーと布施サイファーと 、K.L.D.S ( 晩遊、O.Z ) 、SoulSmokin’gBROS(TKN-HAZE、六感、大地、DJ still High )、北九の無法松(編注:JUNKYのこと)が自然に集まって遊んでて。JUNKY君が「このメンツでクルーを組もう」って言い出したのがきっかけですね。
JUNKY だいたいアメ村で知り合ったって感じですかね。(クラブの)箱で出会ったり、職場が一緒であったり。
大和梵人 僕と LSDAR が2MCで 布施BLACK SHEEP というユニット組んでて、YMTC(カムナビMC、Li TAIHO、D、DJ DIVE DOPE)もユニット。rough、TRASH、KING KG、樹楽、玉残党、MIDUKI、DJ MARIA 、DUBYKB とジャケットを描いてくれたNUE、女の子は Lil Rudy Rul、C.O.D.。細かいことろで言うと JIN DOGG もBNKR街道ですから。
JUNKY kinkytownの Jr de kohey、尼崎支部に Crushin’T a.k.a DRUG DRUG 、あと裏BNKR街道で BOIL RHYME、HARDWORKERS、DIM ですね。
── いいですよね、波長が合うと自然と繋がりますよね。確かBOIL RHYMEさんは88POSSEにも所属なんですよね。
大和梵人 僕も88年生まれで88POSSEに入ってます。ばっくんも入ってて。メンバーはそんなもんですかね。
── いや、もう把握できないです。(※後日リストを送ってもらいました)
JUNKY BNKR街道は前まで僕のソロやったんです。いま何人いるか分からない状態なのでアーティスト写真を撮り直そうってなって。それで日を決めたら4人しか集まらない(笑)
イベントに呼ばれてLiveに行くじゃないですか。そしたら、「あれ!?ボンクラさんって4人じゃないんですか?」って言われます。そのつど説明して(笑)
BNKR結成10年にして初めてまともな宣材撮った。結局ほぼ集まらんかったけど。笑 pic.twitter.com/kin9KgaKku
— 大和梵父 (@yamatobonzin) February 21, 2019
── これだけ人数が多いとプロフィールにメンバーが誰がと書きずらいんですね。名前の列挙になってしまいますし。
JUNKY なんしかボンクラは、みんなボンクラやろがい!って。来るもの拒まず、去る者追わずって言うスタイルなんで。
大和梵人 僕らがBNKR街道やと思えば、BNKR街道で。本人は拒否権もなければ希望軒もないみたいな。
── これだけ人数多かったら、Live中にステージに知らん人おって、「あれ誰!?」って事あるんですか?
大和梵人 さすがに「誰?」とはならないですけど、「おったん?」みたいな。
JUNKY MV「SHALL WE HIGH」でもLiveシーンで和歌山UNIVERSの RUG SHOT が写ってくれていて、「ステージ上がってくれとったんや」って映像を見て後で気がつくという。
大和梵人 気がついたらめっちゃおる!ってよくある事です。もう親戚ノリですね。JUNKY一家みたいな感じです。
── その中でも大和梵人さんが中心メンバーという感じがしますけど。
大和梵人 僕は飾りなんで。
── 影の司令塔がJUNKYさんなんですね。
JUNKY 戦国時代でも、武将だけじゃなくて、先陣を切ってドンと行ってくれる人がいて、戦術を考える人がいてって。
大和梵人 JUNKY君は飾りです(笑)
JUNKY お飾りです(笑)
大和梵人 JUNKY君は一応ボスなんで、何かやりたい言うたらJUNKY君に言っといてって。そっから陣頭指揮をとってくれます。
JUNKY それでやらんって言ってたら、「あっそう」で終わるんで。
大和梵人 何ら問題ないです。
── LiveブッキングもJUNKYさんを通してって感じですか?
JUNKY いや、マネージャーは別にいるんで助かってます。Liveの日にちの事は頼むから俺に言わんでてくれって。TRIANGLE っていうクラブがあって遊びに行くじゃないですか。そしたら貼ってあるフライヤーに俺らの名前があって。この日、ボンクラのLiveって事になってんねんけどって。ブッキングした奴も忘れてるっていう(笑)
── と言ってもラッパーはマイクとスキルさえあれば成り立つ職業ですもんね。
JUNKY ちゃんとせなあかんって反省する時もあるんですよ。Liveの構成決めずにライブに臨んで、誰かが一曲歌っている間に、みんなでDJの所に言って「次、どれする?」とか決めたりとか。
── よく言えばフリースタイルですね。
JUNKY ナメてる訳じゃないんですけど、そうなってしまうっていう。悪ノリの成れの果ては、トリプルブッキングいうことがありました。
大和梵人 急遽、チーム別けして、お前はこっち、お前はこっちって。昔はよくそんなことしてて怒られてましたけど、10年続けていると「ボンクラやからしゃあないか」と怒られなくなりましたね。
JUNKY 最近はちゃんとリハーサルも行くようになりまして。そしたら逆に「ボンクラちゃうな」とか言われたりして。
大和梵人 そう言っても、ちゃんと行くのは2、3人であとはギリギリまで来ない。
JUNKY せっかくマイクチェックをしたのに、そのマイクを違う奴が持ってるという。
大和梵人 意味ない(笑)。ノリで乗り切ろうと。
JUNKY そんな感じでストレスフリーでやってます。
大和梵人 基本的に仲いいので。
これだけ曲があったらアルバム作れんじゃね?
── フライヤーでは、毎週のようにBNKR街道の名前を見かけます。大阪のアンダーグランドシーンには欠かせない存在です。
大和梵人 そうですね。週一回はコンスタントにライブさせてもらってます。
── そして遂にアルバムが出ましたね。
大和梵人 制作を始めてから丸2年かかってるんで。なんせ進まない。
JUNKY でも結局は出たんですもんね。
大和梵人 いつも僕らのトラック作ってくれて、スタジオマスタリングとかプロデュースをやってくれているのが JASON X なんです。今回のアルバムでは39nine(サクナイン)というトラックメーカーの曲も半分ぐらい使ってて。その人にオケを欲しいと頼んだら、「こっから好きなの使っていいよ」って言ってくれて。
JUNKY 俺ら全部使えるって。
大和梵人 これだけ曲があったらアルバム作れんじゃね?ってなりました。
── ひょっとして、レコーディングだけどメンバーが来ないとかあるんですか?
大和梵人 あります。入る予定じゃない人が入ってたりとか。
── ラッパーならレコーディングやるのに来ないとか考えられないですけどね。
JUNKY でも来ないんです。「チャンスは自ら掴むもんや!」とか言って。
── ラッパーとしてのチャンス逃してるやん!っていう(笑)
JUNKY アルバムに「ENTER the BNKR」って曲があるんですけど、HIDA君(編注:HIDADDY )が最後のVerse蹴ってくれてます。たまたまレコーディングの日にHIDA君に会ったんですよ。「おぉJUNKY、リリック書けたから行くで!」って言って。
大和梵人 BNKR街道のライブにもHIDA君はよくいますね。アメ村の村長ですから。
── 1stアルバムの収録曲にはレゲエっぽい曲調が多いですね。
JUNKY みんなレゲエ通ってHIPHOPやってる人が多いので。
大和梵人 もともとレゲエDeejayやってて(編注:レゲエでいうDeejayはマイクを持って喋る人のことをいう)、今MCしてるっていう奴が多くて。僕はレゲエは通ってないですけど、クルーの根幹にはありますね。
|K.L.D.S ( 晩遊,OZ ) from BNKR街道 / カムイ|
(アルバム『ぼんくら街道』 8曲目に収録)
普通の人に合わせたら商業音楽になってしまうし、それは違うので。
── BNKR街道は、大阪弁をリリックに入れるのが上手いなと思います。意図的に入れているのですか?
大和梵人 JUNKY君は出身が北九州ですけど、それ以外のメンバーは大阪で。意図的にってことは全然なくて単に大阪弁以外使えないという。とはいえ僕のアイデンティティーの1つだと思っています。
JUNKY 俺はたまにはリリックに「〜だぜ!」って入れるんですけど、基本的に会話で「〜だぜ!」って言わないじゃないですか。やっぱ違和感あるんですよね。
── いまHIPHOPシーンが少しずつ盛り上がっているように感じているのですが、お2人はどうとらえていますか?
大和梵人 僕はHIPHOPシーンに疎いんで。アメ村であいつらカッコいいなとかは分かりますけど、アメ村を出たらほんま分からないので。WILYWNKA とか売れてて嬉しいですけど。昔一二三屋で一緒に働いてて、服の畳み方とか色々な遊び方を教えたんで。
── スターの風格が出てきましたよね。
大和梵人 会ったら変わってないですけどね。18か19ぐらいの時、身長が急に伸びたぐらいで。成長期の恐怖を感じました。
JUNKY 自分たちの知り合いがガンと上がってくのは嬉しいですね。
大和梵人 ストリートのシーンは移ろいやすいものです。僕ら1番の低迷期を知ってますからね。僕らからしたらLiveイベントの数は少し減りましたね。6、7年前がピークで一番多くて、毎日月曜〜日曜まであった感じですね。今は週末特化型ですね。
今まではアメ村におる奴が、朝から晩までずっとアメ村で遊んでたんで。今は普段アメ村におらん奴が週末だけ遊びに来るという感じです。ショービジネスとしての成り立ちが強くなってきた感じがしてますね。
── 私からしたら、才能あるラッパーはどんどん儲けて欲しいと思いますけど。
大和梵人 僕らはお金稼ごうとは思ってないですね。
JUNKY ビジネスしようって訳じゃないですけど、CDを出したこともあって、最近やっとお金が付いてくるようになりましたね。今はバトルで火がついたっていうのがあって、ちょっとお金になってるんだろうなと思います。けど金が発生せんくても、それでずっとやってたんで。
大和梵人 あるにこしたことはないですけど、ないならないで。
JUNKY 流行りがなくなろうと何しようと関係なくやっていけると思ってます。僕らはマイノリティーだと思うので、普通の人には「何を言うとんねん」って毛嫌いされてしまう音楽やと思うんです。でも、そこを狙って合わせたら商業音楽になってしまうし、それは違うので。ビジネスは考えてないというか考えれないですね。
大和梵人 金のために音楽をやってるつもりは微塵もないですね。
── そのスタンスが曲の強さにも表れているんでしょうね。
JUNKY これまでは、金いらんから金の対価になるモノちょうだいよって、そっちをもらったりとか。
大和梵人 ギャラはモノで。
JUNKY どうせお金がモノに変わるんで。みんなで楽しめるアイテムをお願いします(笑)
大和梵人 僕はその日その日遊べたらいいんで。
音楽をやめるって意味分からんのです。俺らみたいな人間でもできるんやから音楽をやめる必要ないと。
── アルバムを出して変わったことはありますか?
大和梵人 SNSは変わりましたけど、実際アメ村におって変わらないですね。
JUNKY ライブはずっと面白い経験しかないんで。相も変わらず楽しくできてるんですけど、変わったという実感はないですね。
大和梵人 僕らはキャリアが長い分、何回もシーンの入れ替わりを見ているので。いずれ今のラップブームは廃れるやろなと。
── そうですか?私はもっと伸びていくと思ってるんですけど。
JUNKY このままの勢いが続いてくれるに越したことはないですけど。HIPHOP自体は盛り上がって欲しいし、自分達も盛り上げていくつもりです。HIPHOPはずっと残っていくでしょうけど、その中での流行り廃りはあるでしょうね。
大和梵人 今はこれまでにない爆発的な広がり方をしてると思うんですよ。ストリートカルチャーは移ろいやすく、消えて欲しくない人が消えちゃうので。
JUNKY バチバチにやっとって「渋いな」って人が、全然見なくなっていく訳じゃないですか、何人も。みんなが何年もやり続けてくれたら凄いことになるとは思うんですけど、実際はそうじゃないんで。
大和梵人 その辺が不良の音楽たるゆえんかな。
── 「気をつけろ」の大和梵人さんのリリック「さっぱり見いひんようなったなあいつ 飛んだらしいで ああそうなんやっぱ」はリアルな話なんですね。
大和梵人 そんなんばっかりです。綱渡りです。
JUNKY でも「音楽をやめる」って意味分からんのです。俺らが音楽を楽しんでやれてたら、若い子たちの励みになると思って。俺らみたいな人間でもできるんやから音楽をやめる必要ないと。そこは見といて欲しいなと思います。
|大和梵人&CHAO-BASS&RHYMING DEAD&LS DA R&CAMNAVI MC / 気をつけろ|
( beats by JASON X )
ほんま僕らクソですよ。HIPHOPしかできないんで。
── クルーが10年続いてるって凄いですよね。
JUNKY 「これだけの大人数のクルーで長く活動できているのは珍しい」って人から言われて、そうなんやって初めて気づきました。振り返ると「俺たちラップでやっていこうぜ!」みたいな熱い感じで集まった訳じゃないじゃないですか。ルールとか縛りもなく緩くやってたんで、それが長続きしてる秘訣だと思います。ブレようがないって言う。
── 緩さが良かったんですね。
JUNKY 緩くやってるつもりもないんですけどね。
大和梵人 クルーとしての指針とかはなくて、イケてるかイケてないかと言うより、オモロイかオモロないかが大事です。
JUNKY 僕の根本的な考えの中に、HIPHOPは悪い奴の音楽っていうのがあって………
俺、何言おうとしてたんだったけな???
── いま何か凄くいい話が聞けるとと思ったんですけど(笑)
大和梵人 JUNKY君のよくあるやつです。いい話をしようとして滑るっていう。ハハハハ。
JUNKY よく言われるんですけど「真面目なクルーに入ってたら、どこでも首切られるやろな」って。
大和梵人 僕らはアメ村のレペゼン底辺なんで。逆三角形の底辺なんで。
JUNKY 這い上がるだけですからね。
大和梵人 上がってるつもりで底辺をさらに掘ってたりして(笑)ほんま僕らクソですよ。HIPHOPしかできないんで。
── アルバムが出て、アメ村以外からのLiveオファーって増えましたか?
大和梵人 関西以外からめっちゃ増えましたね。でも、めっちゃ断ってます。
── えっ、断ってるんですか‼️
大和梵人 アルバム出た後のリリースパーティー時期に、カムナビMCが海外に行ってもうてて。そんなことが起こるんです僕らは。はははは。
JUNKY 元々行くことは決まってたんで。それまでになんとかアルバムを完成させようと頑張りました。
大和梵人 仲良い場所でのLiveやったら「ちょっとメンバーおらんねんけど」とか言う話もできるんですけど、全く知らない土地でLiveする時、カムナビMCがおらんのは違うかなと思って。
JUNKY 関西やったら僕らのこと知ってくれてる人が多いんで、ブッキングくれた人に「何人やけど大丈夫?」って確認してから受けます。関西以外やったら、初めて見てくれる人が多いやないですか。そこでCDと違いすぎるのは良くないかなと。
人数少ないからクラわせられへんとかそんなんはないんですよ。むしろクラわせる自信しかないんですけど… より良いのを体感して欲しいので。葛藤しますよね。
── 県外の人が大阪弁を新鮮に感じてくれると思うんですよね。そんなことを聞くと大和梵人さんのソロとか聴きたくなりますよね。
大和梵人 いまソロ制作中です。ガツガツやってます。あとK.L.D.Sも製作中です。
ソロアルバムも半分くらい出来たかな!
— 大和梵父 (@yamatobonzin) August 15, 2019
── 楽しみですね。ソロだったら、関西以外でのLiveもできますね。
大和梵人 そうですね。でも人見知りなんで、みんな連れて行きます。結局BNKR街道やんみたいな(笑)
JUNKY クルーの人数が多いんで、みんなソロを出してくれたら楽しいですね。
── 話を聞いててつくづく思うんですけど、このクルーで良くアルバム出せましたよね。これ奇跡の一枚ですよ!
大和梵人 いや奇跡ですよ。すげーカロリー消費しましたもん。疲れましたよ。俺とJUNKY君の登場回数の多さが物語ってますよ。基本、動くのはこの2人だけなんで。曲のクレジットで誰が参加してるとか書くのは面倒臭いんで、曲名しか書いてません。
── それがね、分かりにくいんですよ(笑)
大和梵人 誰とかないから、俺らボンクラやからって。クルーというか一種の概念ですからね(笑)
── その感覚が、だんだん分かってきました(笑)ありがとうございました。
|BNKR街道(大和梵人,カムナビMC,JUNKY) / ぼんくら音頭 |
(アルバム『ぼんくら街道』 2曲目に収録)
|BNKR街道 関連作品|
⬇︎インタビューに応えてくれたJUNKYのソロアルバム