日々は慌ただしく過ぎていくから、後ろを振りむく暇がない。
年末は一年を区切り、自分を見つめるいいタイミング。
ということで、HIPHOPにまつわるアーティスト・クリエイターに2018年 クラった1曲を挙げてもらいました。3回シリーズの最終回です。
この曲にクラった人からこんな表現が生まれるのか!
と知ることでHIPHOPの奥深さに触れて下さい。
今回は、
・ビートメーカー・Leo Iwamura
・Trap系ラッパー・Nidra Assassin
・兵庫のラッパー・EXCELL ( from PEAKY’s CLUB )
が選んでくれました。
彼らの楽曲もレビューをつけて紹介しています。
最後までお楽しみ下さい。
※ 歌詞=リリック、サビ=HOOK とHIPHOP用語で表記しています。
◾️プロフィール
93年生まれのビートメイカー、DJ。
2017年より神戸から東京に拠点を移し活動。
JazzやFusionをサンプリングしたチルなビートが特徴。
国内外問わずビートを提供している。
2018年、ラッパーJ’Da Skit(ジェイダスキット)とのジョイントアルバム『 In My Life 』をリリース。
クリエイティブクルー “Blueworks” を立ち上げるなど様々な分野で精力的に活動している。
Leo Iwamura の2018年 クラった1曲
| WIDDIT / LAVA LA RUE|
Leo Iwamura のコメント
ロンドン出身のフィメールラッパーLava La Rue。
Lo-Fi かつ浮遊感のあるビートに心地よいラップが最高の楽曲です。
EP自体もシンプルながらも飽きのこない構成となっていて、
アンダーグラウンド感があり、最近影響されています。
Leo Iwamura の楽曲
|J’Da Skit × Leo Iwamura / Lazy, Rainy feat.Mid-S|
(レビュー)
盟友Mid-S(ミッドエス)を客演に迎えた曲。
HIPHOPでは珍しいマリンバを用いたLeo Iwamuraのトラックに心奪われる。
マリンバとドラムは共に打楽器。ぶつかり合わぬよう、音の隙間をすり抜けるラップはまさにRainy。
⬇︎この記事では、J’Da Skitのコメント付きで2人の楽曲を紹介している。
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◾️プロフィール
兵庫県川西市出身の21歳
Trap界注目のラッパーの1人。
2017年、6曲入りEP『Slope Wood Rose』をリリース。
2019年、Dutch RawzとのAlbumとNew Videoを公開予定。
Nidra Assassin の2018年 クラった1曲
| PRC / GONE.. |
Nidra Assassin のコメント
PRCは、イケメンで、高身長で、クールなラップをするので するのでうらやましいです。
恵まれた資質を持ちながら陰の部分があり、ラップの世界観に反映されています。
この曲は過小評価されているように感じます。
是非バズって欲しいです!
Nidra Assassinの楽曲
|Nidra Assassin / ZIP|
(レビュー)
Nidra Assassinの気迫あふれるステージとは違い、この曲はチルなTrap。
Classicのサンプリングとおぼしきこもらせた音色は、遠くにある蓄音機から流れてるよう。
改札を抜けて”あの時”の記憶を呼び起こしつつ“君に会いに行く”。
途中、息つぎを忘れるほど高速になるラップが気持ちいい。
⬇︎この記事では、『Nidra Assassin / persona 』を紹介している。
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◾️プロフィール
兵庫県出身の30才。
2016年、同郷のWORLD BEATERと【PEAKY’s CLUB】を結成。
1988年生まれのメンバーで構成された大型クルー【88POSSE】に所属。
2016年に無料配信EP『LEAK』リリース。
2018年に 1st EP『エゴサーチ』、2nd EP『scenes』をリリース。
2019年2月6日、ソロEP『FOOLMATE』をitunes等各種ストリーミングサイトにてリリース予定。
EXCELL の2018年 クラった1曲
| No name’s / Sorry |
EXCELL のコメント
兵庫県出身のNo name’sは、ルックスやスキルはもちろん、彼等の制作スピードとそれに比例する曲のクオリティにはとても驚かされます。
オフレコですがこの『Sorry』はTrackを一から組み始めて、レコーディング終わらせるまで1時間足らずで仕上げていました。
今年はShurkn PapやMerry Delo等兵庫県から全国に届く作品が増えました。これを機に兵庫の街にLiveをみに来たり、パーティーに遊びに来て欲しいです。
2019年は同じ88世代の BOIL RHYME のNEWアルバムを皮切りに、兵庫勢がシーン掻っ攫っていきたいと本気で思っていますので、皆様是非兵庫県のプレイヤー達に注目してください。(もちろん僕等のチェックもよろしくお願いします。)
PEAKY’s CLUB の作品
|CONVERSE / usshi x PEAKY’s CLUB |
(レビュー)
兵庫県の大型クルー88POSSE に所属する3人の会話形式マイクリレー。
親しみあるメロディに乗せてラップするのはやるせない話。
芸人はどんなに辛い事があっても面白いエピソードに変換する様に、ラッパーは「どんなことも書き残す」ことでイケてる曲に変換する。
少し哀愁があって、少し寂しくて、少し情けなくて、
それでも前を向くのがPEAKY’s CLUB。
HIPHOP界では稀有な存在となっている。
EXCLEEのささやきボイスもいい。
終わりに
いかがでしたか?
3回シリーズで9組のアーティスト・クリエーターに協力いただきました。
強行なスケージュールに対応して頂き感謝しております。
最後に、筆者である私も1曲を選ばせてもらいした。
皆さん、2019年もよろしくお願いします。
では✋🏽
|13ELL / EXP. |
(レビュー)
京都とクルー・DCAに所属する13ELL(ベル)。
この曲は、HIPHOPならではの際どいリリックでありながら、それを感じさせない極上ビート&ライムで脳トロけていくような感覚になる。
2017年に発表した『I.N.G』での絶望的な状況から、シーンが少しずつ好転しているもの伝わる。
世界的に大麻解禁の流れもあり、2018年を象徴する曲と言える。
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