第3弾‼️【日本語ラップ2018】夏の終わりのサマーチューン7選(各レビューつき)

もう半袖では肌寒いのにサマーチューン特集!?
やるなら秋特集じゃね!?

とお思いですよね。
そうなんです。それは、ごもっともなんです。

でも、HIPHOP界では9月に入っても秀逸なサマーチューンが続々と発表さました。夏ど真ん中の曲から夏の終わりを告げる曲まで。

こんないい曲を見逃してはいけない!

そんな使命感に駆られて選んだサマーチューン特集の第3弾です。第2弾まで書いたんでもう意地です。HIPHOPに付き合いますよ。

皆さんも時計の針を少し巻き戻して、お付き合い下さい。
最後まで損はさせません。

 


 

 


【Good Loop/Rep Ambitious】

(Prod. by Maria Segawa)

 

〓 センスがあればシンプルでOK 〓

透明な空気感が気持ちいい曲。
イントロの深いダブハウスから一転、シンプルな言葉が軽やかに風を運んでくれる。

広島は尾道福山を拠点に活動するRep Ambitious は、喉の鳴らし方がシブい太心、レゲエシンガーのLu-LARの2人のコンビ。

「On & On On & On」だけでグルーヴを作る抜群のメロディー。
「GOOD GOOD GOOD LOOP」を“クルクル”とWミーニングで聴かせるセンスが冴える。

 

 

 


【BCC№/Summer Paradise feat.YUNGYU】

(Prod. by CWCT)

 

〓 2018年 夏のラストピース 〓

LIL’B(リルビー)・OSSAN(オッサン)・0g(れーじ)からなる3人組・BCC№(バッカーノ)。

ハイトーンボイスのYUNGYUを起用し、HOOKが甘酸っぱくスパークする。スティールパンが涼しげな南国感を演出している。

ラップも3人がそれぞれの持ち味を発揮。
フローがスムースな0g @0_garikuson
Trapの三連符で言葉をのせるOSSAN @ossanBACCANO
高音と低音を使い分けるLIL’B @lilBCCNo
と多彩さが光と陰を重ねていく。

うだる暑さですらパラダイスに変えてしまう。
そんな力ある曲。

 

 

⬇︎世界的にヒットした韓国の88rising『Midsummer Madness』をあわせて聴いて欲しい。
2曲とも多彩でキラびやかさなところが共通している。

 


【FNCY/silky】

(Prod. by G.RINA)

 

〓 触れたsIlky 仰け反るスパークリング 〓

ZEN-LA-ROCKG.RINA鎮座DOPENESSによる、異色ながら以前から共演のあった3人のユニット・FNCY(ファンシー)。

“喉元過ぎればあつさを忘れる”
という言葉があるが、今年のやりすぎなほどの暑さは「忘れられない♪」。

でも、こうも幻想的に夏を描かれると

そんな暑さも悪くなかったかも?

なんて思えてくるから不思議。
夏休みの思い出をかさね、早くもノスタルジーに浸る。

 

 

⬇︎こちらはFNCYによる“夏の夜”をテーマにした曲

 


【Yelladigos/It’s All Right feat. kiki vivi lily 】

(Prod. by Jazadocument)

 

〓 TATOOの大人もはしゃぎ出す 〓

福岡を拠点にラッパー3人、 DJ2人からなるYelladigos
そんな彼らがお届けする必殺のサマーチューン。

HOOKを歌うのは、最近Pitch Odd Mansionに加入しHIPHOPとの関わりを深めるkiki vivi lily

80年代シティポップっぽい新しくも懐かしい歌声を聴かせてくれる 。
彼女に呼応するように素直なリリックのラップ。
海、青空、ビーチボールが嫌なことを忘れさせてくれる。
「It’s All Right」の合唱がクラシックに響く。

 


⬇︎こちらは同曲の夜の表情を見せるリミックス。

 


【Mackey/POOL SIDE】

(Prod. by B.D.O)

〓 五感の一つをあえてふさぐ 〓

最近、聖地と言われるほどTrapのアーティストが多い大阪。
その大阪・泉北ニュータウン代表のMackey@Mackey_official
高音をカットしたこもらせたシンセ音が、水中に潜るっているような気分にさせる。
その分、ベースとハイハットの音が際立つ。
Mackeyの英語を多用するRAPも軽やか。
水着のギャル達も手伝って独特のグルーヴを作り出す。

 


⬇︎こちらはTHE OTOGIBANASHI’Sによる2012年の作品。曲名が「Pool」というだけあって水中系HIPHOPが楽しめる。

 


【NAGAHIDE/プカプカ feat.CHOUJI】

(Prod. by TRIGGABEATZ)

 

〓 歌い出しの映像に注目! 〓

かつて沖縄の次世代MCと呼ばれ、確実にキャリアを積み重ねてきたNAGAHIDE@Nagahide_098による、いい意味で肩の力の抜けた作品。
フォークの名曲・西岡恭蔵『プカプカ』はタバコの煙で空虚な気持ちを表現していたが、この曲はプカプカと海に浮かぶ船の上でタバコを吸う解放感に満ちている。
360°空しか見えない景色は、海と自然に囲まれてた沖縄だからそこ生まれた曲。

「行ったことはないけど カリフォルニアみたいな西海岸」

このユルさ、最高!!!

 


⬇︎CHOUJIを中心に5人のラッパーで構成されたAISIAN TURTLES。4バース目でNAGAHIDEが煙たいラップを披露している。

 


【illr/Classic feat. JAKE】

 

〓 秋の香は街の中へ 「先に行くぜ」 〓

2018年12ヶ月連続で楽曲作り〜MVを公開まで行うという挑戦中のDJ兼トラックメーカーのI.Love / illr
8作目のMVは鳥取のラッパーJAKE@Jake0857を迎え、夏を振り返るにはもってこいの曲。

”同じ夢を見て”、“昔を懐かしむ” 変わらない自分。
なのに季節だけが少しずつ先に変わりゆく。
儚くも美しい一夏のひと時と秋の気配を、3バース使って丁寧に丁寧に描きだす。
季節が変わると、変わりないと思っていた自分も知らぬ間に変わりゆくこと知らさせる。
秋が深まるほど、心にしみてくる。

ジャンルは違うが、井上陽水『少年時代』を思い出す。

 


⬇︎『Classic』と同じようにアコースティックな響きのJAKEの楽曲。

 


最後に

夏の始まりを告げる第1弾‼️、夏まっただ中の第2弾‼️ サマーチューン特集もあるので、さらにHIPHOPを知りたくなった方はこちらもチェックして下さい⬇︎⬇︎⬇︎

 

 

 

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